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関連イベント

みんなのSDGsセミナー
SDGs後半戦とポストSDGsに向かって、
私たちはどんなグッド・プラクティスを目指し、拡げていきたいのか:
障がいの視点からを考える


1. 背景

「みんなのSDGs」は、社会・経済・環境・平和をめぐる諸課題や、日本や世界のSDGsに関する動向を取り上げてセミナーを開催してきました。 前回のセミナーでは、SDGs前半戦において、SDGsが言葉としては浸透し、各ゴールとの紐づけが行われ、「自分ごと」と捉える人たちも増えた一方、「自分たちごと」として「束になった流れ」を作るまでには至っておらず、「SDGsウォッシュ」のような現象も起こり続けていることが指摘されました。言い換えると、複合危機が深刻化するなか、課題やゴール間の相互連関、社会・経済・環境・平和をまたがるアプローチ、セクター(行政・企業・市民社会・アカデミア等)を超えた取り組み等はあまり拡がっておらず、変革(Transforming Our World)も見通せていない、ということかもしれません。

こうした課題認識に立って、「私たちはどんなグッド・プラクティスを目指し、拡げていきたいのか」について考えるセミナーをシリーズで企画することにしました。「取り残されがちな人々」「サーキュラーエコノミー(循環経済)と社会的連帯経済」に関する連続セミナーでの議論や、SDGsローカライゼーション(Localizing SDGs)等の動向も踏まえて、「束になった流れ」を生み出しているローカルな取り組みに学びながら、SDGs後半戦とポストSDGsに向かって目指したいグッド・プラクティスを模索します。シリーズ1回目の今回は、障がいの視点から、ローカルなグッド・プラクティスについて考えます。

2. 開催日時と形式

日時:2025年1月31日(金) 18:30 - 20:30  Microsoft Teamsオンラインセミナー (手話通訳・字幕をつける予定です)

3. プログラム

司会:     清水香子氏 (障害分野NGO連絡会 JANNET / アジア保健研修所 AHI)
企画の趣旨:  原田 潔氏 (障害分野NGO連絡会 JANNET)

第一部: SDGsの現状と目標達成に向けた課題

      1) 障がい者の視点からみた地域防災と地域づくり
        今村 登氏 (STEPえどがわ)
      2) バリアフリーのための地域・企業の取り組み
        伊澤陽希氏 (CSK株式会社)
      3) 企業における障がい者包摂
        氏家啓一氏 (グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン GCNJ)
      4) 障がい者雇用をめぐる職場での試行錯誤
        田和正裕氏 (大阪大学社会ソリューションイニシアチブ SSI)

第二部:SDGs後半戦とポストSDGsに向かってどんなグッド・プラクティスが必要なのか

モデレーター: 新田英理子氏 (SDGs市民社会ネットワーク SDGs Japan)

      1) 障がいの視点からみたSDGsに対する期待・希望
       ・ 田丸敬一朗氏 (AAR Japan)
       ・ 今村 登氏 (STEPえどがわ)
      2) ディスカッション
        ・「期待」にどう応えるか、「希望」をどう実現するか。
        ・ SDGs後半戦とポストSDGsに向かってどんな「グッド・プラクティス」をつくっていくか?

閉会挨拶: 宮城あゆみ氏(国立国際医療研究センター)

4. お申込み

ご参加希望の方は、右記リンクからお申込み下さい。
https://forms.office.com/r/djzsEBNbUr
参加ご登録いただいた方に限り、ご希望される方に動画の事後配信(1か月程度)を予定しております。

【お問合せ先】
みんなのSDGs/ 国立国際医療研究センター国際医療協力局 藤田雅美 mfujita@it.ncgm.go.jp

みんなのSDGs・SDGs市民社会ネットワーク共催セミナー
複合的危機に直面する世界とSDGs:
2030年までの折り返し地点における各種報告書をもとに今後の方策を考える


1. 背景

「みんなのSDGs」は、SDGsに関連する社会・経済・環境をめぐる様々な課題や、日本政府の「SDGs実施指針」、「SDGsアクションプラン」などに関わる話題を取り上げてセミナー・シンポジウムを開催してきました。 2016年に始まったSDGs達成への道のりは折り返し地点を通過し、後半戦に入っています。 この間、世界と日本における状況は劇的に変化して、貧困や飢餓の増大、格差・不平等の拡大、気候変動の深刻化、紛争の多発、デジタル技術の拡大等が複雑に絡み合う複合的な危機の時代に入ったと言われています。 SDGsの達成が危ぶまれている一方、SDGsへの分野・セクター横断的な包括的取り組みを活かし発展させることが、複合的な危機に対処するための重要なアプローチと言えるかもしれません。 今回のセミナーでは、ここ1年ほどの間に刊行された国内外の報告書をもとに、様々な視点から現状を確認し、2030年に向かって取り組むべき課題と推進すべき方策について議論します。

2. 開催日時と形式

日時:2024年8月19日(月) 18:30 - 20:30  Microsoft Teamsオンラインシンポジウム

3. プログラム

企画の趣旨(国際的な報告書の概要を含めて): 藤田雅美氏(みんなのSDGs事務局長)

第一部: SDGsの現状と目標達成に向けた課題

      1) 地方自治体:「地方自治体SDGs達成度評価2023」から
        丸山宗祐氏 (国連地域開発センター UNCRD)
      2) ビジネス:「SDGs進捗レポート 2023」から
        氏家啓一氏 (グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)
      3) 市民社会:「SDGs取組に関するNPO・市民活動団体の全国調査 報告書」から
        新田英理子氏 (SDGs市民社会ネットワーク)

第二部:2030年に向けて推進すべき方策

モデレーター: 村上 仁氏(国立国際医療研究センター)、新田英理子氏(SDGs市民社会ネットワーク)

4. お申込み

ご参加希望の方は、右記リンクからお申込み下さい。
https://forms.office.com/r/teaNAEji9h
参加ご登録いただいた方に限り、ご希望される方に動画の事後配信(1か月程度)を予定しております。

【お問合せ先】
みんなのSDGs/ 国立国際医療研究センター国際医療協力局 藤田雅美 mfujita@it.ncgm.go.jp

みんなのSDGs・国際開発学会社会的連帯経済研究部会 共催セミナー
食と農に見る社会的連帯経済


1. 背景

みんなのSDGsでは、環境・経済・社会にまたがるテーマとして、サーキュラ―エコノミー(循環経済)と社会的連帯経済をとりあげ、連続でセミナーを開催しています。 第1回(2023年10月)には、「誰一人取り残さないキュラーエコノミーに向って ~社会やひとの視点からみた社会的連帯経済~」と題して、二つのアプローチの基本を学び、関連する「社会やひと」に関わる課題について議論しました。 第2回(2024年1月)には、「誰一人取り残さないサーキュラ―エコノミーに向かって~社会やひとの視点からみた食と農の課題~」と題して、食と農に関するサーキュラーエコノミーに焦点をあて、社会やひとの視点から見つめました。まず食と農のサーキュラーエコノミーの概要を学び、続いて地域での実践事例をもとに、ライフスタイルを含めた社会やひとの課題について考えました(https://www.our-sdgs.org/report.html)。

シリーズ第三弾として、前回と同じ食と農に焦点を当てながら、社会的連帯経済を学ぶセミナーを企画しました。社会的連帯経済(SSE)は、協同組合や共済組織などが中⼼となって多様な経済主体と連携しつつ新しい持続可能な経済社会の構築を⽬指す国際的な連帯運動です。2023年4月18日には、国連総会で「持続可能な開発に向けた社会的連帯経済の推進」が決議されています。

2. 開催日時と形式

日時:2024年3月26日(火)18:30 - 20:30  Microsoft Teamsオンラインセミナー

3. プログラム

第一部:プレゼンテーション

      1)世界と日本の食と農に関する政策の動向と社会的連帯経済
        古沢広祐氏(国学院大学客員教授、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)代表理事)
      2)生協が進める体験農園と都市における農的空間: 生活クラブ神奈川が運営するみんなの農園
        小口広太氏(千葉商科大学人間社会学部准教授、アジア太平洋資料センター(PARC)理事)
      3)ブラジルのフェイラリブレ(自由の市<いち>)と社会的連帯経済を推進する大陸間ネットワーク(RIPESS)
        田中滋氏(アジア太平洋資料センター理事・事務局長)

第二部:ディスカッション

モデレーター: 大橋正明氏(SDGs市民社会ネットワーク)、神田未和氏(国立国際医療研究センター)

4. お申込み

ご参加希望の方は、右記リンクからお申込み下さい。
https://forms.office.com/r/17sjSQzPXX
参加ご登録いただいた方に限り、ご希望される方に動画の事後配信(1か月程度)を予定しております。

【お問合せ先】
みんなのSDGs
国立国際医療研究センター 国際医療協力局 藤田雅美mfujita@it.ncgm.go.jp

みんなのSDGs 2023年度第2回セミナー
誰一人取り残さないサーキュラ―エコノミーに向かって
~社会やひとの視点からみた食と農の課題~


1. 背景

みんなのSDGsでは、今年度、環境・経済・社会にまたがるテーマとして、サーキュラ―エコノミー(循環経済)と社会的連帯経済をとりあげ、連続でセミナーを開催しています。 2023年10月に開催した前回のセミナーでは、「誰一人取り残さないキュラーエコノミーに向って ~社会やひとの視点からみた社会的連帯経済~」と題して、二つのアプローチの基本を学び、関連する「社会やひと」に関わる課題について議論しました。

今回は、食と農に関するサーキュラーエコノミーに焦点をあて、社会やひとの視点から考えます。 サーキュラ―エコノミーが、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした従来の経済システムに代わる新たな考え方として注目されるなか、食と農の分野では、環境負荷を最小化しながら、人口増加に見合う食料生産と公正な分配や、食と農を担う人たちの暮らしの確保を実現していくことが求められます。 そのためには、科学技術を推進するだけでなく、生産、加工、流通、販売、消費、廃棄等に関わるあらゆるステークホルダーが価値観、行動、仕組みをリニューアルし、ライフスタイルを変えていく必要があると指摘されています。 今回のセミナーでは、食と農のサーキュラーエコノミーの概要について学び、地域での実践事例をもとに、ライフスタイルを含めた社会やひとの課題について考えます。

2. 目的

      (1) 食と農に関するサーキュラ―エコノミーの動向について理解する
      (2)地域での実践事例をもとに、食と農に関するサーキュラ―エコノミーをめぐる「社会」「ひと」に関わる課題について考える

3. 開催日時と形式

日時:2024年1月31日(水)18:30 - 20:30  Microsoft Teamsオンラインセミナー

4. プログラム

第一部:プレゼンテーション

      1)食と農に関するサーキュラーエコノミーの概要と持続可能なライフスタイル
        渡部厚志氏: 地球環境戦略研究機関(IGES)持続可能な消費と生産領域 プログラムディレクター
      2)地域から食と農の循環をつくる
        岡田光氏、高橋由紀子氏、浜絵里子氏: 量り売りとまちの台所 野の 運営メンバー

第二部:パネルディスカッション

パネリスト: 渡部厚志氏(地球環境戦略研究機関)
       岡田光氏、高橋由紀子氏、浜絵里子氏(量り売りとまちの台所 野の)
       手島祐子氏(三祐コンサルタンツ)

コメンテーター: 大橋正明氏(SDGs市民社会ネットワーク)

5. お申込み

ご参加希望の方は、下記リンクからお申込み下さい。
https://forms.office.com/r/dcxwrNADHX
参加ご登録いただいた方に限り、ご希望される方に動画の事後配信(1か月程度)を予定しております。

【お問合せ先】
みんなのSDGs
国立国際医療研究センター 国際医療協力局 藤田雅美 mfujita@it.ncgm.go.jp

みんなのSDGs 2023年度第1回セミナーのお知らせ
誰一人取り残さないサーキュラ―エコノミーに向かって
~社会やひとの視点からみた課題と社会的連帯経済~


1. 背景

みんなのSDGsでは、コロナ禍のなか「取り残されがちな人々」をめぐる課題を連続で取り上げた後、「SDGsと複合的な危機:SDGs達成に向けた連帯をbeyond SDGsの議論の端緒に」、次いで「プラネタリーヘルス:気候変動、生物多様性喪失、環境汚染と健康の連鎖にどう取り組むか」をテーマにセミナーを開催してきました。

今回は、環境、経済、社会にまたがる課題としてサーキュラ―エコノミー(循環経済)をとりあげます。気候変動、生物多様性喪失、汚染、廃棄物、資源不足などが深刻な地球規模課題となる中、サーキュラ―エコノミーは、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした従来の経済システムに代わる新たな考え方として注目され、ビジネス界の関心も高まっています。また、脱炭素社会に向けて、再生可能エネルギーの普及とサーキュラーエコノミーへの移行を両輪で進めていく必要があるとも言われています。

一方、サーキュラ―エコノミーを進める上では、資源や製品、あるいは「環境」と「経済」だけに関心が行きがちですが、「社会」や「ひと」の視点、例えば貧困・格差・雇用・健康・ウェルビーイング・エンパワーメントや、ビジネスと人権、気候正義、多文化共生等にも十分対応できるのかという指摘があります。こうした「社会」や「ひと」に関するアプローチとして、今年の国連総会で決議された社会的連帯経済があります。今回のセミナーでは、サーキュラーエコノミーの持つ課題と可能性について考えるために、社会的連帯経済の基礎についても学びます。

2. 目的

      (1) サーキュラ―エコノミーの現状と課題の基本を理解する
      (2)サーキュラ―エコノミーを進める上で抜け落ちがちな、「社会」「ひと」に関わる課題や社会的連帯経済の役割について考える

3. 開催日時と形式

日時:2023年9月4日(月)18:30 - 20:30  Microsoft Teamsオンラインセミナー

4. プログラム

第一部:プレゼンテーション

      1)サーキュラーエコノミーの背景と世界の動向
        粟生木千佳氏: 地球環境戦略研究機関(IGES)持続可能な消費と生産領域 主任研究員/副ディレクター
      2)ひとと地球を大切にする「つながりの経済」(社会的連帯経済)
        伊丹謙太郎氏: 法政大学連帯社会インスティテュート 教授

第二部:パネルディスカッション

モデレーター: 田和正裕氏(大阪大学社会ソリューションイニシアチブ)

パネリスト: 粟生木千佳氏(地球環境戦略研究機関)
       伊丹謙太郎氏(法政大学連帯社会インスティテュート)
       藤田雅美氏(国立国際医療研究センター国際医療協力局)

5. お申込み

ご参加希望の方は、下記リンクからお申込み下さい。
https://forms.office.com/r/JJVhSnyVC5

※事後配信は予定しておりません。後日ホームページにて報告書を掲載しますので、当日残念ながら参加できない方はそちらをご参照ください。

【お問合せ先】
みんなのSDGs
国立国際医療研究センター 国際医療協力局 藤田雅美 mfujita@it.ncgm.go.jp

みんなのSDGs 2022年度第3回セミナーのお知らせ
プラネタリーヘルス:気候変動、生物多様性喪失、環境汚染と健康の連鎖にどう取り組むか


1. 背景

2022年10月11日に実施した前回のみんなのSDGsセミナー「SDGsと複合的な危機:SDGs達成に向けた連帯をbeyond SDGsの議論の端緒に」では、複合的な危機下においてもなおSDGs達成に向けた取り組みを進めている関係者からの事例報告をもとに、「人新世」の時代に求められている、より大きな連帯を生み出すためのヒントを得ることを試みました。

プラネタリーヘルスとは、「人新世」の時代にあって、地球環境に多大な影響を及ぼしている人間の社会、経済に向き合い、人と地球環境の密接な関係に注目することで、人間と地球の健康のバランスが取れた公平な社会を目指すことです。気候変動、生物多様性喪失、環境汚染等の環境問題が、実は我々の健康を脅かす社会問題であり、特に社会的弱者に健康負担を強いる社会正義の問題でもあると認識することは、問題解決に向けた新たなモメンタムを生み出す可能性を秘めています。気候変動、生物多様性喪失、環境汚染の三重危機が健康にもたらす影響は非常に幅広く、これらの問題への根本的対策(例:クリーンエネルギーの推進やフードシステムの転換)が、健康改善(例:大気汚染改善による呼吸器疾患の減少や健康的な食事による健康増進)という副次効果を生み出し得ます。三重危機の緩和とその広範な健康影響への適応策を進めるには、国際的取り決め、多セクターを包括する政策、地域活動、社会運動等が必要です。

2. 目的

今回のセミナーは、以下の2点を目的として実施します。

      (1) 気候変動、生物多様性喪失、環境汚染と健康の連鎖に関する理解を深める
      (2)プラネタリーヘルス推進とSDGs推進のシナジーについて議論する。

3. 開催日時

日時:2023年3月17日(金)18:30 - 20:30  Microsoft Teamsによるオンラインセミナー

4. プログラム

開会あいさつ:藤田雅美氏(みんなのSDGs事務局長)18:30-18:35

第一部:プレゼンテーション

      1) マヒドン王子賞カンファレンス(PMAC)2023からの学び:気候変動、生物多様性喪失、環境汚染と健康
        村上仁氏(国立国際医療研究センター:MCGM)18:35-18:55
      2) 現代のフードシステムと気候変動、生物多様性喪失、途上国の農民への影響
        手島祐子氏(株式会社三祐コンサルタンツ)18:55-19:15
      3) カーボンニュートラル社会に向けたヘルスケアサービスの課題
        南齋規介氏(国立環境研究所資源循環領域(国際資源持続性研究室)/室長)19:15-19:35
      指定発言:気候変動による災害の激甚化と、災害時の障害者支援:田丸敬一朗氏(難民を助ける会AAR Japan)
      19:35-19:40
      ビデオ発言:気候変動問題における国家の役割:大橋正明氏(SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事)
      19:40-19:45

第二部:パネルディスカッション:プラネタリーヘルス推進とSDGs推進のシナジーについて

モデレーター: 佐藤寛氏(ジェトロ・アジア経済研究所)19:45-20:25
閉会のあいさつ: 稲場雅紀氏(アフリカ日本協議会代表理事)20:25-20:30
総合司会: 宮城あゆみ氏(国立国際医療研究センター:MCGM)

5. お申込み

参加お申込みは、以下のリンクからお願いいたします。
https://forms.gle/45LEMz1Sr1ewdREM6

【お問合せ先】
みんなのSDGs
国立国際医療研究センター 国際医療協力局

みんなのSDGs 2022年度第2回セミナーのお知らせ
「SDGsと複合的な危機~SDGs達成に向けた連帯をbeyond SDGsの議論の端緒に~」


1. 背景と目的

  • 日本と世界が持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)目標年に向けて取り組む中、人々の生命や生活、尊厳を脅かすコロナ禍やウクライナ危機、それに伴うエネルギー・食料危機の発生など、世界の情勢は混迷を極めている。
  • 更には、地質学の新しい時代区分として提唱されている「人新世」においては、人類が産業革命などを通じて地球規模の環境変化をもたらした影響が気候危機等の形で将来のリスクとして表出しており、SDGsが提起する人類社会の将来展望とも深く関わっている。
  • みんなのSDGsの構成団体は、過去にも2015年以降の世界の開発課題のあり方(ポストMDGs)に関しての様々な意見を集約し、日本政府に提言することを目的としたサイト「Beyond MDGs JAPAN」を開設し、投稿頂いたご意見を各種シンポジウムや同サイトを通して対外発信してきた。
  • 今回のセミナーは、beyond SDGsの議論の端緒として、複合的な危機下においてもなおSDGs達成に向けた取り組みを進めている関係者からの事例報告をもとに、「人新世」の時代に求められている、より大きな連帯を生み出すためのヒントを得ることを目的とする。

2. 開催日時

日時: 2022年10月11日(火)18:30-20:30(MS Teamsによるオンラインセミナー)

3. プログラム

第一部: 以下3名の方に1人20分ずつ各テーマについてお話しいただき、各報告の後に質疑応答を行います(75分)。

      1) 人間の安全保障から見た新たな脅威と必要な連帯
        星野 俊也氏(大阪大学大学院国際公共政策研究科 教授)
      2) より大きな連帯を生み出すために、いかに非当事者を巻き込むか
        山本 和奈氏(起業家・アクティビスト)
      3) 共感資本主義で、SDGs達成といのちの輝きを支える
        堂目 卓生氏(大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)SSI長)
        (※山本和奈氏は19:30までの登壇予定)

第二部:

パネル形式で、複合的な危機下においてSDGs達成に向けた取り組みをいかに推進できるか、第一部の各報告をもとに意見交換を行います。登壇者とモデレーターとの議論を通じ得られた論点の一部については、本年10月末~11月初旬の間に開催予定の「SDGs実施指針改定に関するパートナーシップ会議(第2回)」に向けて、日本のSDGsの取り組みや政策に関する提言を導出することを目指します(35分)。

モデレーター:佐藤 寛氏(国際開発学会社会連携委員会/アジア経済研究所)

総合司会:木村 聖氏(JICA企画部イノベーション・SDGs推進室)

※耳の聴こえない方へ:本セミナーは、Teamsの自動字幕機能をオンにして配信をする予定です。ご参加の場合、ご質問はチャットに書き込む形でお願いします。なお開催後に報告書データを作成してWEB掲載しますので、あわせてご参照ください。

4. お申込み

参加お申込みは、以下のリンクからお願いいたします。
https://forms.office.com/r/7WDFKUKUPv

※「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラムです。
http://www.our-sdgs.org/

【お問合せ先】
みんなのSDGs
国立国際医療研究センター 国際医療協力局 宮城あゆみ amiyagi@it.ncgm.go.jp

みんなのSDGs 2022年度第1回セミナーのお知らせ
「SDGsは役立つのか?:障がい者、LGBT、外国人の視点から」


1. 背景と目的

みんなのSDGsでは、新型コロナパンデミックが起こって以来、取り残されがちな人々をめぐる課題を連続で取り上げて来ました。

2022年1月31日に行った前回のセミナーでは、こうした人々への新型コロナウイルス感染症の影響に関する各種実態調査の結果を踏まえ、SDGsが持つ"束ねる力"を探り始めました。その概要は朝日新聞でも取り上げていただきました(2022年2月28日東京本社朝刊)。このセミナーの企画・実施を通して浮かび上がって来た課題の一つは、「取り残されがちな人々のコミュニティや支援に携わる人たちは、SDGsを積極的に活用しようと考えていない」「SDGsの"束ねる力"は十分発揮されていない」ということでした。

そこで今回は、障害者、LGBT、外国人に係る当事者・支援者の視点から、「SDGsはどの程度役立っているのか?使い勝手が悪いとすればその理由は何か?どのようにしたら使いやすくなり "まとめて打ち出す" ことにつながるのか?」について議論し、2015年から2030年までの道のりの後半に何をすべきなのかを考えます。

2. 開催日時

日時: 2022年5月23日(月)18:30 - 20:30 Microsoft Teamsによるオンラインセミナー

3. プログラム (登壇者 敬称略)

1.イントロダクション(18:35-18:55)
 「2015年以来SDGsは何にどう役立ってきたのか、何にはまだ役立っていないのか」
 稲場 雅紀 氏(アフリカ日本協議会、SDGs円卓会議メンバー)

2.当事者・支援者の視点から(各20分18:55-19:55)
 「SDGsはどれくらい役立っているか、どうすればもっと役立ちそうか」

      ・障害者の視点から 石橋 大吾 氏 (全日本ろうあ連盟)
      ・LGBTの視点から 村木 真紀 氏(虹色ダイバーシティ)
      ・外国人支援の視点から 田中 雅子氏(上智大学)

3.パネルディスカッション(19:55-20:25)
 モデレーター 新田 英理子 氏 (SDGs市民社会ネットワーク)

4. 情報保障

当日は、手話通訳、字幕を用意しております。
(Zoom画面上に常時表示されます。表示設定を「ギャラリー」にしてご覧ください。)

5. お申込み

参加お申込みは、以下のリンクからお願いいたします。
https://forms.gle/gArK1hK3vw49RNC98

※「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラムです。
http://www.our-sdgs.org/

【お問合せ先】
みんなのSDGs
国立国際医療研究センター 国際医療協力局 宮城あゆみ amiyagi@it.ncgm.go.jp

みんなのSDGsオンラインセミナーのお知らせ
「取り残されやすい人々への新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)影響:各種実地調査から見える実態」


1. 背景と目的

  • みんなのSDGsでは、2021年を通じて、「希望するすべての人に(新型コロナウイルスの)ワクチンを:だれ一人取り残さないSDGs実現のために」と題したセミナー・シリーズの第一弾として「外国人編」在日外国人が直面するワクチン接種への障壁を、第2弾として「日本人編」としてホームレス、ネットカフェ難民らの日本人が直面するワクチン接種への障壁を議論してきました。
  • COVID-19のワクチンへのアクセスは、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念に照らした大きな課題です。他方、COVID-19の経済面、生活面、精神面の様々な影響が、特に社会的弱者に及んでいます。
  • その間、みんなのSDGs運営委員会のコアメンバーは、いくつかの調査を通じて、以下のような取り残されやすい人々へのCOVID-19影響の実態把握を試みました。
    • 日本の相対的貧困者におけるCOVID-19影響のオンライン調査(国立国際医療研究センター国際医療協力局)。
    • LGBTコミュニティーにおけるCOVID-19影響:当事者の語りの収集(ぷれいす東京、コミュニティセンターakta、アフリカ日本協議会 
      ※「みんなのSDGs」コアメンバーとしてはアフリカ日本協議会が参画)。
    • COVID-19下の日本における脆弱性を抱える人々の保健・医療アクセスに関する質的調査(アフリカ日本協議会)
    • COVID-19のフェーズごとに現れた外国人の医療アクセスの問題(みんなの外国人ネットワーク・CINGA)
  • 今回のセミナーでは、取り残されやすい人々へのCOVID-19影響の各種実態調査の結果を踏まえ、アドボカシーや政策提言すべき点を協議します。

2. 開催日時

2022年1月31日 18:30-20:30 (マイクロソフトTeamsによるオンラインセミナー)

3. プログラム (登壇者 敬称略)

18:30-18:35 開会あいさつ:明石 秀親(みんなのSDGs事務局長)

第一部: 取り残されやすい人々へのCOVID-19影響の各種実態調査の報告(各15分)

      1) 18:35-18:50  日本の相対的貧困者におけるCOVID-19影響のオンライン調査
        神田 未和(国立国際医療研究センター 国際医療協力局)
      2) 18:50-19:05  LGBTコミュニティーにおけるCOVID-19影響:当事者の語りの収集
        生島 嗣(ぷれいす東京)
      3) 19:05-19:20  COVID-19下の日本における脆弱性を抱える人々の保健・医療アクセスに関する質的調査
        稲場 雅紀(アフリカ日本協議会)
      4) 19:20-19:35  日本における外国人の保健医療アクセスの課題:COVID-19ワクチン接種と感染者対応を中心に
        岩本 あづさ(みんなの外国人ネットワーク)
      5) 19:35-19:50  貧困、LGBT、外国人の課題をSDGsという形でまとめて打ち出すには
        北郷 美由紀(朝日新聞)
      6) 19:50-19:55  指定発言「障害者の立場からみたSDGs」
        川合 千那未(DPI女性障害者ネットワーク)

第二部: パネル討論

      19:55-20:25  取り残されやすい人々へのCOVID-19影響を低減するための、今後の課題及び対策について
        モデレーター 新田 英理子 (SDGs市民社会ネットワーク)
      20:25-20:30  閉会あいさつ:藤田 雅美(みんなの外国人ネットワーク)
        総合司会:宮城 あゆみ(国立国際医療研究センター 国際医療協力局)

4. お申込み

参加お申込みは、以下のリンクからお願いいたします。
https://forms.office.com/r/GWizG7r3ZG
※「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラムです。
http://www.our-sdgs.org/

【お問合せ先】
みんなのSDGs
国立国際医療研究センター 国際医療協力局 宮城あゆみamiyagi@it.ncgm.go.jp

みんなのSDGsオンラインセミナーのお知らせ
「このままでいいの?SDGs ~自発的国別レビュー(VNR)から見えること~」


1. 背景

2021年7月、国連ハイレベル政治フォーラム(以下、HLPF)において、日本政府は4年ぶりに自発的国別レビュー(以下、VNR)を発表しました。VNR作成プロセスではSDGs推進円卓会議を通じて市民社会などの意見を反映させるスペースが確保され、また原案に対するパブリックコメントも実施されましたが、市民社会をはじめとする様々な声を反映させるプロセスは十分だったでしょうか?

私たちは、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックがこれまで積み上げてきたSDGs達成に向けた成果を一気に後退させているという非常に懸念すべき状況に直面しています。SDGs達成期限まで残り9年、「続く地球」と「続く社会」を実現するために「行動を加速させる10年」を今こそマルチ・ステークホルダーで推進する必要があります。

このオンラインセミナーでは、日本のVNR2021から明らかになった成果と課題を踏まえ、SDGs達成に向けた現状と課題、今後必要な行動について議論と理解を深めます。後半は、「環境」、「格差・不平等」、「ジェンダー」、「若者」をキーワードとして発題をいただき、参加の皆様からの質疑も歓迎します。SDGsを立ち止まらせないために私たちができることをVNRのレビューを通して皆様と一緒に考え、マルチ・ステークホルダーによる「誰一人取り残さない」SDGs達成に向けた行動の活性化と加速化の機運を高めます。

2. 開催日時

2021年10月27日(水)18:30~20:30(zoomオンライン)

3. プログラム

*時間等変更の可能性があります
開会挨拶明石秀親(みんなのSDGs 代表)

 1)SDGs推進の枠組みとVNRの位置付けの紹介 

 2)VNR2021の概要と作成プロセスの振返り:成果と課題 
  ① 日本のVNR2021ビデオ上映
  ② VNR2021の作成プロセスの説明とコメント
   <発題者>
    三輪敦子(SDGsジャパン共同代表理事)
   <ビデオレターによるコメント>
    蟹江憲史氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)
    根本かおる氏(国連広報センター所長)

 3)VNR2021の内容の振返りと今後について 
   <発題者>
    稲場雅紀氏(アフリカ日本協議会国際保健部門ディレクター)
    持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム
    春日文子氏(国立環境研究所特任フェロー)
    北郷美由紀氏(朝日新聞社SDGs担当編集委員)
   <ファシリテーター>
    佐藤寛(みんなのSDGs)

 4)質疑応答 
   閉会挨拶大橋正明(SDGsジャパン共同代表理事)

4.お申込み
参加お申込みは、以下のリンクからお願いいたします。
https://zoom.us/meeting/register/tJcpd-CtrzguHNP0wWGtsxPtGmnwpsSePIV-
*お手元のネットセキュリティが高い場合、リンクへつながらないことがございます。その場合は携帯や別接続からおつなぎいただくか、teigen@sdgs-japan.netまでご連絡ください。また、URLをコピー&ペーストすることで、表示が可能なことがございます。

【主催】
みんなのSDGs、SDGsジャパン

【後援】
慶應義塾大学xSDG・ラボ(依頼中)、国連広報センター、Future Earth JapanHub

【お問合せ先】
SDGsジャパン事務局(担当:久保田) teigen@sdgs-japan.net

*「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラムです。
 http://www.our-sdgs.org/

みんなのSDGsオンラインセミナーのお知らせ
希望するすべての人にワクチンを:誰一人とり残さないSDGs実現のために【日本人編】


1. 背景

2021年6月に行われたセミナーでは、「希望するすべての人にワクチンを:だれ一人取り残さないSDGs実現のために」と題したセミナー・シリーズの第一弾として、「外国人編」を行いました。今回は、第2弾として、「日本人編」として地方自治体から、様々な理由によりワクチンが接種にアクセスできないホームレス、ネットカフェ難民らの日本人に関する課題を議論したいと思います。

2019年1月の厚生労働省のデータによると、ホームレスが確認された地方公共団体は、275市区町村であり、確認されたホームレス数は、東京の1126人を筆頭に、大阪1064人、神奈川899人の4,555人であり、次第に減少傾向であるものの今後の経済不況の中、増加する可能性もあります。。65歳以上の高齢者へのワクチン接種が開始されていますが、厚生労働省は、2021年4月30日「各自治体は、居住が安定していないいわゆるホームレスの方や事実上ネットカフェに寝泊まりしているワクチン接種希望者へ、いくつかのルートや関係機関の協力を得て周知を行うこと」を通知しています。

しかしながら、現時点の高齢者への接種がスムーズに行われているわけではなく、ホームレス等の方らへのワクチン接種が積極的の行われているわけではありません。今回のセミナーでは、いくつかの場所で行われているグッドプラクティスを中心に、「取り残されそうな人々へ」の課題と支援に関しての検討を行いたいと思います。

2. 開催日時

2021年7月30日(金) 18:30-20:30 (マイクロソフトTeamsによるオンラインセミナー)

3. プログラム

開会あいさつ:稲場雅紀氏(アフリカ日本協議会理事)

 第一部: ホームレス等の人々に対してのワクチン接種に関しての情報提供(各20分)  

 1) ホームレスの人々への新型コロナウイルス感染症のワクチン接種:
厚生労働省健康局健康課・予防接種室 大石亜美様

 2) 豊島区におけるグッドプラクティスとホームレス状態の人々へのアンケート調査
世界の医療団ハウジングファースト東京プロジェクト担当 武石晶子様

 3) 山谷における実態と支援活動(大阪あいりん地区の報告も含む)
山友会副代表 油井和徳様

 第二部:  モデレーター 仲佐保氏 (シェア=国際保健協力市民の会共同代表)  
ホームレス、ネットワークカフェ難民らへのワクチン接種の今後の課題及び対策についてパネル形式での意見交換を行います。参加者からの質問にも一部答えます

閉会あいさつ:池上清子氏(プラン・インターナショナル・ジャパン理事長)

4.お申込み
参加お申込みは、以下のリンクからお願いいたします。
https://forms.gle/87KYbeQ3jdSCM9sE8

*「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラムです。
 http://www.our-sdgs.org/

みんなのSDGsセミナー
希望するすべての人にワクチンを:だれ一人とり残さないSDGs実現のために【外国人編】


1. 背景

みんなのSDGsは2020年度に「SDGsと新型コロナ」シリーズとしたセミナーを4回開催し、取り残されがちな外国人や障がいに関する課題を様々な視点から議論しました。

新型コロナウイルス・パンデミックへの対応は、ワクチンの導入によって新たなフェーズに入りました。接種を希望するすべての人がワクチンにアクセスできるようにすることは、重症者を減らし感染拡大を制御するだけでなく、「だれ一人とり残さない」SDGs実現に向けた「わたしたちの世界の変革」にもつながります。そこで、みんなのSDGsは2021年度の企画として「希望するすべての人にワクチンを:だれ一人とり残さないSDGs実現のために」と題したセミナー・シリーズを行うことにしました。

その第一弾として、外国人をめぐる課題を取り上げます。新型コロナウイルス感染の拡大は、社会のあらゆる人たちの生活に影響を与えていますが、とりわけ深刻な状況にあるのが外国人です。なかでも、新型コロナの打撃を受けた業種で働く日本語学校の留学生や日系人、技能実習生、技能実習からの失踪者、難民申請者らが大きな影響を受けています。今回のセミナーでは、ワクチン接種拡大において外国人が取り残されないようにするための現場の諸課題と対応について、保健、医療、外国人相談・通訳、技能実習の観点から議論します。

2. 開催日時

2021年6月4日(金) 18:30-20:30 (Teamsによるオンラインセミナー)

3. プログラム

総合司会:新田英理子氏(SDGs市民社会ネットワーク)

 第一部: 
開会あいさつ:藤田雅美氏(国立国際医療研究センター国際医療協力局)

4名の登壇者に15分ずつ「コロナで深刻な影響を受けている外国人がコロナワクチン接種にアクセスする上での課題と対応」についてお話しいただき(60分)、全報告の後に質疑応答 (15分)

 1) 保健からみた新型コロナワクチンと外国人:劔陽子氏(熊本県菊池保健所)

 2) 医療からみた新型コロナワクチンと外国人:高山義浩氏(沖縄県立中部病院)

 3) 外国人相談・通訳が保健所・医療機関をどのように支援できるか:森田直美氏(全国医療通訳者協会 NAMI)

 4) 技能実習生に新型コロナワクチン接種を拡大する上での課題と展望:酒井康之氏(公益財団法人国際人材協力機構 JITCO)

 第二部: 
モデレーター:佐藤寛氏 (国際開発学会社会連携委員会/アジア経済研究所)
新型コロナワクチンへのアクセスを確保するためにすべきこと(懸念される課題、諸制度とその運用の改善方策)についてパネル形式で意見交換を行います。参加者からの質問にも一部答えます (40分)。

閉会あいさつ:仲佐保氏(シェア共同代表)

4.お申込み
参加お申込みは、以下のリンクからお願いいたします。
https://forms.gle/JYuFtGzRdTPnasGF8

*「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラムです。
 http://www.our-sdgs.org/

みんなのSDGs主催「SDGsと新型コロナ」
オンライン・セミナー第5回のお知らせ


趣旨:
・ SDGsの実施状況をレビューするグローバル・レベルでのフォローアップ・プロセスとして毎年7月にニューヨークで開催される国連ハイレベル政治フォーラム(High Level Political Forum : HLPF)では、毎年希望する国が自発的国家レビュー(Voluntary National Review : VNR)を実施することになっており、本年(2021年)7月に予定されている次回の閣僚級HLPFでは日本政府がVNRを実施する予定となっています。

・「みんなのSDGs」がこれまで開催した「SDGsと新型コロナ」シリーズでは、新型コロナウイルスの感染拡大により一層重要になってきた「誰一人取り残さない」という考えの下、在日外国人や”障がい課題”に関する様々な実態や支援のための課題を共有し、「いまだからこそSDGs」の視点で議論を重ねてきました。

・「誰一人取り残さない」がSDGsのスピリットです。第5回のオンラインセミナーでは、日本政府が実施するVNRに、「取り残されがちな人々」の置かれた状況やその取り組みが反映され、SDGs達成に向けて取り残される課題がなくなるよう、「誰一人取り残さない」進捗管理・モニタリングのあり方について議論します。

概要:
・日時:2021年2月22日(月) 18:30-20:30
・開催形式:マイクロソフトTeamsによるオンラインセミナー
・タイトル:「だれ一人取り残さないSDGs進捗評価:日本の自発的国家レビュー(VNR)に向けて」

プログラム:
第一部:以下3名の方に1人20分ずつ各テーマについてお話しいただき、各報告の後に質疑応答を行います(75分)。

 1) 日本政府によるSDGs達成に向けた進捗管理・モニタリングの検討状況について
 稲場 雅紀(一般社団法人 SDGs市民社会ネットワーク政策担当顧問/SDGs推進円卓会議構成員)

 2) 日本政府のVNRから取り残されがちな課題について(障害などの観点から)
 勝又 幸子 氏(一般社団法人 ヒューネットアカデミー代表理事)

 3) 当事者・市民が課題を前に進めた事例:LGBTの人権の取り組みと評価・指標の活用
 松中 権 氏(グッド・エイジング・エールズ代表)

第二部: パネル形式で、SDGsの取組から誰一人取り残さないための進捗管理・モニタリングのあり方(プロキシー指標(代替指標)の設定、定性的な評価を含めた指標によらない進捗把握の方法等を含む)について意見交換を行います。参加者からの質問にも一部答えます(35分)。
モデレーター:佐藤 寛(国際開発学会社会連携委員会/アジア経済研究所)
閉会あいさつ:池上 清子(プラン・インターナショナル・ジャパン理事長/長崎大学熱帯医学グローバルヘルス研究科教授)

参加申込は以下のフォームからお願いいたします。
https://forms.gle/Mc4bQKFfBoMCdJt8A
期日が近づきましたら、ご登録いただいたメールアドレス宛にマイクロソフトTeamsのリンクをお送りします。

*「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラムです。
 http://www.our-sdgs.org/

みんなのSDGs主催「SDGsと新型コロナ」
オンライン・セミナー第4回のお知らせ


趣旨:
・新型コロナウィルスの感染拡大により、最も打撃を受けているのは子ども、高齢者、障がいを有する人 (特に女性)、移民、難民などの脆弱な人々であり、SDGsの目標4,8,10にあたる教育、雇用、不平等において特に影響が出ているといわれています。(SDGsレポート2020 (UNDESA、7月7日))。

・障がいを有する人は取りのこされやすい状況にあり、感染リスクも相対的に高いといわれています。理由は、①衛生管理のための物理的バリア、②ソーシャルディスタンス確保の困難さ、③杖やデバイスなどへ接触する必要性、④情報アクセス、⑤基礎疾患の悪化、⑥医療へのアクセスの困難さ、⑦介護・介助などサービスの継続やアクセスの困難さなどがあげられています (WHO資料:「新型コロナウィルスCOVID19アウトブレイク中の障がいにおける懸念事項」JANNET訳)。

・これまで開催した「SDGsと新型コロナ」シリーズでは、在日外国人を取り残さないために、様々な実態や支援のための課題を共有し、いまだからこそSDGsの視点で議論をかさねてきました。今回は"障がい課題"に焦点をあてて、リアルな課題とその解決に向けたアクションなどについて議論したいとおもいます。

 ※参加にあたり、情報保証など各種支援が必要な方は申込フォームにご記入ください

概要:
・日時:2020年12月4日(金) 18:30-20:30
・開催形式:マイクロソフトTeamsによるオンラインセミナー
・タイトル:「SDGsと新型コロナ:"障がい課題"を取り残さないために」

プログラム:
第一部:  以下3名の方に1人20分ずつ「コロナで影響を受けている"障がい課題"とアクション」についてお話しいただき、各報告の後に質疑応答を行う (75分)。

 1) 障がいを持つ児の教育分野での現状と取り組み:井上一 氏(星槎グループ 本部長)
 ADHD、 LD、自閉症など発達障害があっても教育の機会を提供し、とりのこさない活動を続ける星槎グループ。コロナの拡大における影響や、児童と家族への取組について教育の視点から報告いただく。  

 2) 障がいを持つ人の生活と雇用を守る:松井亮輔 氏(法政大学名誉教授/日本障害者リハ協会 副会長)
 経済活動の低迷により障がい者の雇用へさらなる影響が出ている。障害者雇用促進にむけた国レベルでの政策提言活動の現状と具体的な取り組みについて報告いただく。

 3) 不平等な障がい 権利条約と政策への取り組み:秋山愛子 氏(国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP))
 権利条約の批准と国内課題での進展にむけてワーキンググループなどで議論をかさねてきた統計に関する検討。障がいを持つ人がとりのこされないために取り組むべきアクションについて。

第二部: パネル形式で、コロナ感染拡大の再来・遷延とその先に備え、"障がい課題"を取り残さないために実践すべきアクション(教育の提供体制や諸制度とその運用の改善、共生社会達成に向けた取り組み、今だからこそSDGsを使ってできること)について意見交換を行う。参加者からの質問にも一部答える (35分)。

総合司会:池上 清子 (プラン・インターナショナル・ジャパン理事長/法務省難民審査参与員)
モデレーター:伊藤 智典 (JANNET障害分野NGO連絡会/日本理学療法士協会)

参加申込は以下のフォームからお願いいたします。
https://forms.gle/i2unnWVt6kjmCL1Q6
期日が近づきましたら、ご登録いただいたメールアドレス宛にマイクロソフトTeamsのリンクをお送りします。

*「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラムです。
 http://www.our-sdgs.org/

みんなのSDGs主催「SDGsと新型コロナ」
オンライン・セミナー第3回のお知らせ


趣旨:
・ 新型コロナ感染の拡大は、社会のあらゆる人たちの生活に影響を与えているが、とりわけ深刻な状況にあるのが在日外国人である。なかでも、技能実習からの失踪者、コロナの打撃を受けた業種で働く日本語学校の留学生や日系人、難民申請者らが最も深刻な影響を受けており、「3ない」(情報がない、住居がない、身分がない)状況にある人たちも多いと言われている。

・ 8月27日に実施した 「SDGsと新型コロナ:在日外国人を取り残さないために (生活編)」 では、こうした人たちの実態と支援のための課題が共有され、外国人と接点を持つ日本人の役割、行政機関・自治体との協働、国際基準とのギャップを埋める必要性、支援される外国人・支援する日本人という見方からの脱却、移民が教えてくれる共生社会の姿とSDGs等について議論が行われた。

・ これらを受けて第3回セミナーは、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)とSDGsの観点から、コロナで深刻な影響を受けている在日外国人が保健医療にアクセスする上での課題と対応について議論する。

概要:
・日時:2020年10月7日(水) 18:30-20:30 
・開催形式:マイクロソフトTeamsによるオンラインセミナー
・タイトル:「SDGsと新型コロナ: 在日外国人を取り残さないために (保健医療アクセス編)」

プログラム:
第一部:  以下3名の方に1人20分ずつ「コロナで深刻な影響を受けている在日外国人が保健医療にアクセスする上での課題と対応」についてお話しいただき、各報告の後に質疑応答を行う (75分)

1)在留資格と保健医療へのアクセス: 大川昭博氏(外国人医療生活ネットワーク)
 在留資格によって大きく左右される諸制度の適用と現場運用の実態、とりわけ新型コロナ感染拡大で浮き彫りにされた、入管通報を含めた非正規滞在関連課題や難民申請者の置かれた状況

2)保健医療へのアクセスが困難な事例から見えてくるもの: 沢田貴志氏(港町診療所/SHARE)
具体的な事例から見えてくる、新型コロナ感染拡大状況において在日外国人が必要な保健医療サービスにたどり着くまでの様々なバリアとその克服策

3)外国人相談と保健医療へのアクセス: 新居みどり氏(国際活動市民中心 CINGA)
健康問題と在留資格・労働・教育・生活の課題が絡み合った諸事例に対応する外国人相談の役割、とくに東京都の新型コロナ電話相談の取組みと、地方における外国人相談の課題と展望

第二部:パネル形式で、コロナ感染拡大の再来・遷延とその先に備え、保健医療へのアクセスを確保するためにすべきこと(諸制度とその運用の改善方策、多文化共生推進の一環としての外国人相談の役割と展望、今だからこそSDGsを使ってできること)について意見交換を行う。参加者からの質問にも一部答える (35分)。

モデレーター 佐藤寛 (国際開発学会社会連携委員会/アジア経済研究所)

*「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラム http://www.our-sdgs.org/

参加申込は以下のフォームからお願いいたします。
https://forms.gle/K4mukPExN8uxzRk4A
期日が近づきましたら、ご登録いただいたメールアドレス宛にマイクロソフトTeamsのリンクをお送りします。

みんなのSDGs主催「SDGsと新型コロナ」
オンライン・セミナー第2回のお知らせ


趣旨:
・ 新型コロナ感染の拡大は、社会のあらゆる人たちの生活に影響を与えているが、とりわけ深刻な状況にあるのが在日外国人である。なかでも、技能実習からの失踪者、コロナの打撃を受けた業種で働く日本語学校の留学生や非正規雇用の定住外国人、難民申請者らが最も深刻な影響を受けており、「3ない」(情報がない、住居がない、身分がない)状況にある人たちも多いと言われている。こうした人たちへの緊急支援は喫緊の課題であり続けている。

・ その一方で、緊急事態宣言が解除され経済活動が徐々に再開される中、ポストコロナの社会の在り方を見据えつつ新型コロナ感染拡大の第二波に備える上で、生存が脅かされるような在日外国人を再び生み出さないために何が必要なのかについても、今、考える必要がある。また、新型コロナ感染拡大を機にあぶりだされた、多文化共生社会に向けての課題や、透明で説明責任のある参画型意思決定の在り方についても検討すべき時だろう。

目的:
本セミナーでは、とくに生活面で新型コロナ感染拡大の深刻な影響を受けた在日外国人の実態と対応、並びに、第二波とその先に備えて何をしなければならないのかについて議論する**。

概要:
・日時: 2020年8月27日(木)15時~17時 
・開催形式:マイクロソフトTeamsによるオンラインセミナー
・タイトル 「SDGsと新型コロナ: 在日外国人を取り残さないために (生活編)」

プログラム:
第一部: 以下4名の方に1人15分ずつ「新型コロナ感染拡大の在日外国人への社会経済的影響と対応」についてお話ししていただき、各報告の後に簡単な質疑応答を行う (80分)
 1)外国人コミュニティの視点: ジギャン・クマル・タパ氏(公益財団法人かながわ国際交流財団)
 2)外国人コミュニティの視点: ド・ヴァン・トゥアン氏(在仙台ベトナム人協会)
 3)包括的電話相談の視点~外国人と日本社会の橋渡し~ 新居みどり氏(CINGA)
 4)労働・法的支援の視点~現場課題を地球規模の視野で考える~ 鳥井一平氏(移住連・全統一労組)

第二部:パネル形式で、コロナ感染拡大第二波とその先に備えてすべきこと(外国人の生活支援・雇用・法的支援等へのアクセス、多文化共生社会づくり、透明で説明責任のある参画型意思決定等)について意見交換を行う。参加者からの質問にも一部答える (30分)。

モデレーター 佐藤寛(アジア経済研究所)

*「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラムhttp://www.our-sdgs.org/
**なお、本セミナーの議論を踏まえて、次回以降に 「SDGsと新型コロナ: 在日外国人を取り残さないために (保健医療編)」(仮題)を開催予定。

事前申し込みは以下のフォームからお願いいたします。
https://forms.gle/Brv44bsVwJBoT8h49
マイクロソフトTeams へのリンクは、期日が近づきましたらEメールにてお送り差し上げます。

みんなのSDGs主催「SDGsと新型コロナ」
オンライン・セミナー第1回のお知らせ


趣旨:
新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大で、地球上のすべての経済・社会活動は大きな制約を受けています。こうした状況下で近年盛り上がりを見せていた2030年までのSDGs(国連持続可能な開発目標)達成へ向けた努力も、しばし脇へ追いやられがちです。「今は緊急事態なのだから、SDGsは後回し」と考える人がいるのも事実です。しかし、「アフターコロナ」「新日常」「Build Back Better(以前よりも良くなる復興)」という言葉も聞かれる中、その新たな日常はまさにSDGsの理念に合致したものであるはずです。だから今こそSDGsの精神にしっかり根差したコロナ対策を講じるべきだ、という意見ももっともです。

そこで、日常的にSDGsにあまり関心を持っていない人も含めて、多くの人に「新型コロナ対策の中心にSDGsを据えるべき」という議論が、どれほど説得力を持つのか、持たせるためにはどうすればよいのか、を関係者間で情報交換・意見交換する場として「SDGsと新型コロナ」オンライン・セミナーシリーズを企画します。本セミナーはその第1回です。

概要:
・セミナータイトル:SDGsと新型コロナ: 「それどころじゃない!」vs「いまだからこそ!」
・日時:2020年7月3日(金)15時~17時 
・マイクロソフトTeamsを利用したオンラインセミナーとして開催(リンク先は以下)
 Microsoft Teams 会議に参加
・マイクロソフトTeamsによる接続開始時間:14時半(開始30分前)
・参加費用:無料(メール末尾のリンクから事前申し込みをお願いします)

プログラム:
第一部:講演
・北郷美由紀氏(朝日新聞) (仮題)コロナ下で新聞読者のSDGs関心は薄れているのか?
・五石敬路氏(大阪市立大学大学院都市経営研究科) コロナ下のSDGsと地方自治体
・西原智昭氏(星槎大学共生科学部) マルチ視点の必要な森林保全と感染症
・下田屋毅氏(ASSC)  (仮題)コロナ下のSDGsと企業のサプライチェーン

第二部:パネル形式で意見交換を行う(参加者からの質問にも一部答える。
「それどころじゃない!」という意見にどう反論するかをパネリストに聞く。)
モデレーター 佐藤寛(アジア経済研究所)

*「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラム。
**今後、「SDGsと新型コロナ」をテーマにさらに外国人、見えないホームレス、
 障がいなどの各論についてセミナーを実施していく予定。
 今後の企画については、以下リンクを参照。http://www.our-sdgs.org/

事前申し込みは以下リンクからお願いします。
https://forms.gle/Evr1BYtANjqkerLh8

「みんなのSDGs」シンポジウム
評価指標、バックキャスティングと日本の「SDGs実施指針」改訂

SDGs達成に向けた日本の国家戦略として2016年末に制定された「SDGs実施指針」が、この12月に改定となります。

季節外れの巨大台風をはじめ、私たちの生活にも大きな影響を与えている気候変動や、プラスチックをなどの廃棄物やフードロスの問題、世界的に見ても劣悪な状況にあるジェンダー格差など、日本でも、SDGsの達成と持続可能な社会・環境・経済の実現のために、高い目標と、達成度を測る指標を立てて実践しなければならない課題は多くあります。

現行のSDGs実施指針は、高い目標とバックキャスティングでの取り組み、という、SDGs達成に向けた実践の「あるべき姿」に照らして、十分なものとは言えません。本シンポジウムでは、特に貧困や格差の問題、ジェンダーの課題、環境・気候変動の課題について、指標設定やバックキャスティングな実施の在り方について、パネリストとともに議論を深めていきたいと思います。

ご関心の皆様ぜひご参加ください。ご参加にあたっては、以下の案内をお読みの上、申込フォームにご登録お願いいたします。

概要:
(1)日時:11月1日(金)18:00~20:30
(2)場所:聖心女子大学、聖心グローバルプラザ(4号館)、ブリット記念ホール 東京都渋谷区広尾4-3-1
   https://kyosei.u-sacred-heart.ac.jp/access/
(3)主催:みんなのSDGs(SDGs市民社会ネットワーク、JANIC、JANNET、国立国際医療研究センター、JICA、国際開発学会、日本国際保健医療学会などが、日本におけるSDGsへの興味や関心を高めていくために立ち上げたフォーラムです)。
(4)共催:SDGs市民社会ネットワーク、国際開発学会社会連携委員会、聖心女子大グローバル共生研究所

プログラム案:
モデレーター:稲場雅紀氏(SDGs市民社会ネットワーク業務執行理事)
18:00-18:05 開会あいさつ;明石秀親氏(みんなのSDGs事務局長)
18:05-18:35 講演;高須幸雄氏(元国連大使)
       「SDGsのモニタリングと日本の人間安全保障指標」
18:35-19:05 講演;石本めぐみ氏(ウィメンズアイ代表理事)
       「ジェンダー指標と女性のエンパワーメントの実践」
19:05-19:35 講演;江守正多氏(国立環境研究所)
       「気候変動対策におけるバックキャスティングとSDGs」
19:35-19:45 休憩
19:45-20:25 パネル討論(登壇者:稲場氏、高須氏、石本氏、江守氏)
20:25-20:30 閉会あいさつ;明石秀親氏(みんなのSDGs事務局長)

参加するには:
以下リンクから事前申し込みをお願いします。参加は無料です。
https://forms.gle/vknm7LKRk8eoitZR9

「みんなのSDGs」シンポジウム
貧困、外国人と我が国のSDGs実施指針の改定

1.シンポジウムの位置づけ:
以下のような2つのシンポジウムを実施し、我が国のSDGs実施指針の改定に向け、「みんなのSDGs」として意見出しを行う。
1) 貧困、外国人と我が国のSDGs実施指針の改定(仮題):2019年10月4日(金)(本シンポジウム)
2) 評価指標と我が国のSDGs実施指針:2019年11月1日(金)

2.趣旨:
2016年に策定された日本の持続可能な開発目標(SDGs)実施指針であるが、本年2019年9月の首脳級国連ハイレベル政治フォーラムでの進捗報告を経て、年末までに改定される予定である。本シンポジウムは、SDGs実施指針改定において「誰も取り残さない」というSDGsの理念に照らし、取り残されることが危惧される貧困者、外国人の現状を明らかにし、指針改定に向けた意見出しにつなげるために実施する。

3.概要:
(1)日時:10月4日(金)18:00~20:30
(2)場所:聖心女子大学、聖心グローバルプラザ(4号館)、ブリット記念ホール 東京都渋谷区広尾4-3-1
   https://kyosei.u-sacred-heart.ac.jp/access/
(3)主催:みんなのSDGs(SDGs市民社会ネットワーク、JANIC、JANNET、国立国際医療研究センター、JICA、国際開発学会、日本国際保健医療学会などが、日本におけるSDGsへの興味や関心を高めていくために立ち上げたフォーラムです)。
(4)共催:SDGs市民社会ネットワーク、国際開発学会社会連携委員会、聖心女子大グローバル共生研究所

4.プログラム案:
モデレーター:佐藤寛氏(ジェトロ・アジア経済研究所)
18:00-18:05 開会あいさつ;明石秀親氏(みんなのSDGs事務局長)
18:05-18:35 講演;大西連氏(自立生活サポートセンター・もやい理事長)
       「日本国内の貧困と社会保障制度の現状と課題」(仮題)
18:35-19:05 講演;小森雅子氏(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ スタッフ)
       「シングルマザーの貧困の実態と対策」(仮題)
19:05-19:35 講演;山岸素子氏(移住者と連帯するネットワーク(移住連)事務局長)
       「我が国の移民・移民ルーツをもつ人びとの権利と尊厳」(仮題)
19:35-19:40 休憩
19:40-20:25 パネル討論(登壇者:佐藤氏、大西氏、小森氏、山岸氏)
20:25-20:30 閉会あいさつ;大橋正明氏(聖心女子大学グローバル共生研究所所長)

5.参加するには:
以下リンクから事前申し込みをお願いします。参加は無料です。
https://forms.gle/cuH8C8WXjc7H9dWcA